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神様をお迎えする本当の月は・・・ [神事]

早いもので、もうすぐ節分ですね^^
かむやしろも順調に更新されて
少しずつ記事が増えています♪

So-netブログのかむやしろは2018年1月1日に初記事投稿なので
お正月ネタを中心に扱ってきましたが、
「遅いよ!  もっと早く、このブログがあれば準備したのに!」
と思ってくれる読者の皆様、お待たせしました♪

【神様をお迎えする本当の月は・・・】というタイトルを見て
ピンと来た方は鋭いです!

1月のお正月に歳神様をお迎えするのだから
神様をお迎えする月は1月でしょ?

実は、ほんの少し違うんです。

古来、我が国は自然暦といって季節や自然、
動植物の移り変わりといった自然観測によって
暦を見ていました。
日本らしい風情ある言葉を用いれば
花鳥風月による自然暦となります。

しかし、この自然暦は非常に曖昧というか・・・
そこで、中国で運用されていた太陰太陽暦を導入します。
この太陰太陽暦は明治の時代まで長く
国の暦として使われていく事になります。
※時代時代で太陰太陽暦のバージョンは上がっています。

と・こ・ろ・が!

明治5年11月9日、突然、マジですか?(汗)
という電撃的な改暦ノ布告がなされます。

改暦の布告.png
画像は改暦ノ布告

「太陰暦ヲ廃シ太陽暦ヲ頒行ス」
(明治5年太政官布告第337号、改暦ノ布告)
「太陰太陽暦から太陽暦に暦を改めるので
 明治6年 1月1日は、
 明治5年12月3日からにします」と。
明治5年11月9日に布告して、
明治6年のお正月は12月3日からにしますと・・・。
 
暦を改める事で、
財政難だった当時の政府は公務員1ヶ月分の給与削減という
経費削減ができる訳ですが、カレンダー屋さんとか印刷屋さんは、
堪ったもんじゃないですよね!

大混乱の中、予定通りに明治5年12月2日をもって、
今まで使われていた太陰太陽暦(天保暦)は旧暦となります。
※明治改暦は簡略化しています。

え? どーゆー事?と目を丸くされた方も
いるかもしれませんが
ここからが、今回のメインテーマです。

太陰太陽暦でのお正月は春の始まり・・・
つまり「立春」を指しています。
春の訪れは生命の訪れであり、新しい息吹です。

そもそもお正月の年頭の挨拶を見れば・・・
「迎春」

年賀状の挨拶を見ても・・・
「新春の侯・・・」から始まり

それを喜ぶ
「芽出度い(めでたい)」は
「(春を迎え)芽が出る」という意味があります。

また新年の挨拶である
「明けましておめでとうございます」は、
年が明け歳神様を迎えるお祝いの言葉です。
神様への感謝の言葉を人々の間で交わすことにより、
歳神様を迎えた事を喜びあっているのです。

おめでとうの語源は
「愛で甚し(めでいたし)」です。
「愛でる」は、愛する 、大事にする、喜ぶといった意味があり、
「甚(いた)し」は、甚だしいという意味です。
※”芽出度い”と”愛で甚し”は違いますので注意!

というわけで本来のお正月は
旧暦の1月、つまり2月です。

北斎節分.jpg
画像は北斎の節分

そして、立春と言えば節分の豆まき!
神社で豆撒きしているので
神事である事は言うまでもありませんが、
本来の大晦日行事(旧暦)にあたり
「鬼は外、福は内」の言葉からも想像できる通り
神様を迎え入れる準備だったのです!

そして、この伝統行事・・・
実は風水理論で説明できてしまうのですが
豆撒きと風水に関する記事は
難しいので取り扱わないと思います。
気になる方は風水師の先生が解説している事もあるので
調べて見て下さいね^^

さて、話を元に戻して・・・

本来のお正月は旧正月・・・
つまり立春以降となるのです。
因みに2024年までは2月3日が節分(大晦日)です。

そういうわけで、かむやしろは”1ヶ月も前”から
お正月記事でお正月の大切さを綴ってきたのです♪

そうは言ってもお正月シーズンは過ぎているので
門松などのお正月アイテムは手に入らないと思います。
竹やぶを持っている友人・知人が居て、
竹を分けて貰えればその中に松を入れて
簡易門松の完成ですが・・・

私は1月に入ってからお花屋さんで残っていた松を買って
バケツ?に水を入れて松を2月まで保管しています。
1月は気温が低いので、しっかり水をやって適度に
ハサミを入れて水を吸わせると松は持ってくれます。
※環境によります。

有り難いことに本物の竹を入手する事も可能で
お手製門松を作る事も出来なくはないけれど
青磁竹型の榊立に松を入れて玄関先に置いておくだけでも
十分だと思ってたりします(笑)

2月に門松を置いておくと普段と少し感じが異なるんですよ。
世間的には季節外れの門松ですが、
自宅へと歩いて帰宅していると
”この気、この感じ”は何だろう?
と辿っていくと我が家玄関に繋がっていたり・・・。

鏡餅は真空パックの為、通常は2年間の消費期限ですが
翌年の4月に明記しているのが通例なので日持ちは十分。
さすがに”こだわりの七草”はムリですが、
1月と2月の年に2回の鏡開きは出来ますよね♪
今年みたいに2月3日が節分ばら2月4日がお正月。
その11日後の2月14日が鏡開きという感じでしょうか^^
関連記事:七草の神事

本来の鏡開きは旧暦1月20日に行われていましたが、
徳川家光公の命日が旧暦4月20日の為、旧暦1月20日から改めた経緯があります。
つまり、人の都合で変化しているので深く考えなくてOKという事です。
過去記事:鏡開きの神事

え?  やっぱり、投稿記事が遅くて準備できないって?(笑)
お正月は来年もあるので、
来年、このブログを見て準備してみて下さいませ^^
その為に、このブログは存在しているのですから!

因みに私は新暦の1月1日はお正月として
普通に正月用の祝詞を神棚に奏上していたり
初詣で神社に参拝したり、
お正月飾りを飾ってお祝いしたりして
立春以降(本当のお正月)に向けてのリハーサル的な感じで
お祝いして、楽しんだりしています^^

睦月・・・睦び月・・・どんど晴れ♪

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